73 A さん (52歳、男性) は、49 歳から高血圧症で内服治療と食事や運動に関する生活指導を受けている。2か月間の予定で開発途上国に出張することになり、予防接種を受ける目的で渡航外来を受診した。A さんから「渡航にあたって何か注意することはありますか」と質問があった。
A さんへの看護師の説明で適切なのはどれか。
- 「出張中は、減塩の必要はありません」
- 「出張先では有酸素運動は控えましょう」
- 「現地に到着してから健康診断を受診しましょう」
- 「持参する高血圧症の薬について、かかりつけ医に相談しましょう」
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4. 「持参する高血圧症の薬について、かかりつけ医に相談しましょう」
自己の疾病の治療に用いる場合であっても、医薬品(医療用の麻薬及び向精神薬を含む)を所持して海外に渡航する場合には、渡航先の国によって、
・医師の診断書などの書類を携帯
・持ち込んだり持ち出したりすることができる数量に制限がある
・事前に許可申請をする必要がある
ことがある。